こんにちはユレオです。
平成も30年経過して、平成生まれの方が普通に社会人として活躍する時代になりました。
皆さんご存知だと思いますが、平成は31年で終わる事が決まっており、来年の5月に改元されることが分かっています。
そんな平成の一つ前の年号は「昭和」だったわけですが、昭和の時代は様々な大きな出来事があり、太平洋戦争から高度成長期を迎え日本経済が大きく発展するなど激動の時代でした。
そうした中で社会を揺るがす事件もあり、その中の一つに昭和最大未解決事件といわれる｢三億円強奪事件｣がありました。
本日ご紹介する漫画はこの｢三億円強奪事件｣をテーマにしたミステリーサスペンス漫画です。
タイトル：三億円事件奇譚 モンタージュ
作者 ：渡辺潤
連載期間：2010年～2015年
巻数 ：全19巻
この漫画の昭和の未解決事件の象徴である｢三億円強奪事件｣を史実に基づきながらも独自解釈のストーリーとなっており、多くの人の人生を巻き込む壮大な物語でミステリーサスペンス漫画として傑作の作品です。
作中では実在する土地が登場し、事件の全貌を史実から紐解きつつ、読者に対して｢三億円強奪事件｣の全貌を説明して大変面白くオリジナルの物語として落とし込んでいます。
主人公を中心とした多くの登場人物が複雑に絡み合う物語で、2016年には｢三億円事件奇譚 モンタージュ SINCE 1968.12.10｣としてドラマ化しており、ミステリーサスペンス作品としてオススメ出来る漫画です。
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傑作ミステリーサスペンス漫画「三億円事件奇譚 モンタージュ」のあらすじ
主人公の鳴海大和は小学生の頃、幼馴染の小田切未来と共に路地裏で血まみれで倒れている老刑事を発見します。
その刑事は大和の事を知っており「お前は三億円事件の犯人の息子だ」「誰も信じるな」と言い残して事切れます。
その後、大和の父親は不審な事故死を遂げることとなり、身寄りのない大和は幼なじみの小田切未来のいる小田切家に養子として引き取られることになりました。
そして時は過ぎ高校生となった大和はある日、父の形見である剣道着の防具に隠されていた血痕が付いた500円札を見つけます。
引用元：三億円事件奇譚 モンタージュ
その500円札は「三億円強奪事件」で奪われた現金の通しナンバーのものと一致します。
同時に未来の父も剣道着に隠されていた秘密に気づき、何かを調べてるうちに夫婦共に失踪することになります。
大和と未来は未来の父が残したメモの手がかりを基に長崎県の軍艦島を訪れ、そこで旧紙幣の大量のお金を見つけることになります。
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「三億円事件奇譚 モンタージュ」の感想！史実を基としたミステリー作品
この漫画は昭和最大の未解決事件ともいわれる「三億円強奪事件」をテーマにしたミステリーサスペンス漫画で、史実の事件内容を独自に解釈した物語となっています。
「三億円強奪事件」がどういった事件だったのかを知らない方にも事件の詳細をしっかりと説明しており、時系列でどのようなことが起きたのか、どういった捜査が行われたのかといった、事件の歴史を知ることも出来て、昭和史の代表する事件を知る資料としても大変優秀です。
今まで多くの三億円強奪事件をテーマにしたドラマや映画などがありましたが、このマンガはかなりスケールが大きくて、手に汗握る面白い展開が続きます。
大和と未来は未来の両親を追って長崎の軍艦島に訪れますが、そこで「三億円強奪事件」で奪われた現金を見つけたことで、事件に巻き込まれ、警察に重要参考人として手配されることになります。
引用元：三億円事件奇譚 モンタージュ
「三億円強奪事件」の真相はどんな内容なのか、そういった大きな謎を追う中で出てくる様々な伏線が張られており、それらの一つ一つ拾っていく物語展開は時間を忘れて冒頭できます。
●史実の事件内容を独自に解釈したストーリー
●様々な伏線が張られ、それを拾っていく物語展開が面白い！
「渡辺潤」の他の作品のご紹介
渡辺潤の作品は「三億円事件奇譚 モンタージュ」をはじめ、大作漫画「代紋＜エンブレム＞ＴＡＫＥ２」など長編の漫画が有名です。
また、ボクシング漫画やＳＦミステリー漫画など非常に幅広い作品があり、どれも大変面白く読者を引き込む作品ばかりです。
「渡辺潤の有名作品一覧」
三億円事件奇譚 モンタージュ
代紋＜エンブレム＞ＴＡＫＥ２
クダンノゴトシ
ＲＲＲ（ロックンロールリッキー）
デガウザー
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