SF漫画

漫画「望郷太郎」の感想・レビュー!500年後の地球を舞台にした近未来SFサバイバル漫画

こんにちはユレオです。

地球は人類が繁栄する以前は「恐竜」といった大型爬虫類が地上を支配していました。

そうした大型爬虫類は隕石の衝突などの何らかの天変地異が要因で絶滅して、代わりに哺乳類が地上を支配するようになり、そして人類が誕生しました。

これまで地球は生物が絶滅するような大きな天変地異や気候変動が何度も訪れていますが、気候変動の一つに太陽の活動が周期的に低下して起こる「氷河期」が存在します。

本日ご紹介する漫画は21世紀初頭に氷河期が訪れ、人類が激減して文明が崩壊したその後を一人の日本人が生き抜き、故郷である日本を目指す物語となっています。

タイトル:望郷太郎
作者  :山田芳裕
連載期間:2019年~
巻数  :既刊5巻(2021年10月現在)

この漫画は地球が大寒波により氷河期に突入したことで、地球全体が赤道付近も含めて完全に氷床や海氷に覆われた状態になる全球凍結した500年後を描いたSFサバイバル漫画となっています。

氷河期は周期的に訪れることは過去の歴史が物語っており、およそ2000万年前は極点の氷が今よりもずっと多く、日本列島はユーラシア大陸と陸続きでした。

地形が大きく変わる規模の気候変動は過去何度も訪れており、こうした気候変動による生物の大量絶滅は地球の歴史上珍しいものではありません。

この漫画は「未曾有の氷河期になれば人類や文明はどうなるのか?」というテーマで描かれています。

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500年後の世界を描いたマンガ「望郷太郎」のあらすじ

主人公の舞鶴太郎は舞鶴通商の創業家七代目でありイラク支社の社長として家族と共にバスラの街で生活を送っていましたが、地球全体に大寒波が発生して北半球が凄い勢いで凍り付く事態となります。

太郎は家族と共に南へ避難しようとしたところ、既に手遅れで南への移動手段が失われてしまった為、太郎はひそかに準備していた地下シェルターに避難します。

このシェルターは戦時下でも生き残れるよう研究機関に作らせたもので、冷凍冬眠装置も備わっており、地球の天候が回復するであろう1ヶ月の間、安全に生き残る為に冷凍冬眠装置に入ります。

そして冬眠装置から目覚めた太郎は周囲の様子がおかしい事に気が付き、状況を確認したところ、1ヶ月間眠るはずだった装置が西暦2525年の日時を差しており、一緒に冬眠した家族はミイラとなり死亡していました。


引用元:望郷太郎

何らかのトラブルで気が付けば人っ子一人いない西暦2525年に放り出された太郎は、自らの命を断とうとしましたが、せめて日本に残っていた親族がその後どうなったを知ってから死ぬと誓い、一人中東から日本を目指して旅立ちます。

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人類が激減して文明が崩壊した世界を描く「望郷太郎」の感想

この漫画は何らかの原因で太陽の活動が弱まる事で地球が氷河期となり、地球上の海が全て凍り付く全球凍結したその後を描いた作品で、文明が滅びた世の中で中東イラクから故郷である日本を目指す物語となっています。


引用元:望郷太郎

舞台となっている西暦2525年の世界では人類は完全に絶滅したわけではありませんが、かつての文明はすっかり失われ、狩猟採集で生活する石器時代に衰退しており、国や民族意識といったものまでが失われていました。

当然「お金」といった概念も無くなり、人が生きていくうえで必要な知識や原始的な道具が重要になった世界で、一人文明知識を持つ主人公が僅かに生き残った人類を頼りにユーラシア大陸をほぼ縦断する旅を始めます。

近未来を舞台にしたサバイバル漫画という位置付けで、氷河期で人類が衰退したその後を描いており、結末が楽しみな作品です。

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「山田芳裕」の他の作品のご紹介

山田芳裕の絵柄が非常に独特で、他に類を見ないほどの太いタッチと線画が特徴となっています。

有名な作品を発表する大御所のマンガ家の一人で、個性豊かなキャラクターと着眼点が面面白くオリジナリティが高い切り口のマンガを売りとしています。

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