ファンタジー漫画

漫画「魔女と騎士は生きのこる」の感想・レビュー!硬派な王道ファンタジー漫画が面白い

こんにちはユレオです。

ファンタジー作品というのは様々な文化圏をベースとして描かれることが多く、「中世ヨーロッパ」風であったり、「東洋」風や「古代中国王朝」風であったりと様々です。

そうしたベースとする文化圏を用いることは、作者が世界観構築を簡略化するという意味合いだけではなく、読者にとってもなじみのある文化圏の表現であるほうが、物語がわかりやすく、導入のハードルが低くなるというメリットがあります。

そうした傾向から、近年は独自の文化圏を描いたファンタジー作品が減少しています。

本日ご紹介する漫画は、ベースは中世ヨーロッパ調の文化圏ですが、独自の「文化」「宗教」「風土」といったものがしっかりと描かれたファンタジー漫画作品です。


タイトル:魔女と騎士は生きのこる
作者  :原作.近本大 漫画.新川 権兵衛
連載期間:2022年~
巻数  :既刊2巻(2022年12月)

領主の息子が狩りから1週間ぶりに村に戻って来たところ、魔女が住むという”禁忌の森”の呪いによって領民が全滅しており、魔女への復讐と、領地の復興を目指す領主を描いたファンタジー物語です。

この作品ではファンタジー漫画ということで、「魔物・モンスター」や「魔法」といったものが登場しますが、魔法は”生活を便利にする手段”程度に扱われており、万能な力としては描かれていません。

また、登場する魔物・モンスターも非常に特徴的で、一般的なファンタジー作品とは一線を画すデザインとなっており、登場する多くのものが独自路線の表現であることから、読み進めることでどんどん引き込まれる面白い作品です。

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領地を再興する面白い漫画「魔女と騎士は生きのこる」のあらすじ

主人公のアグレディオスはオーロメリウン辺境伯の長男で、騎士としての称号を持ち、領主の跡継ぎであるものの、狩りの腕ばかり磨く自由奔放な生活を送っていました。

ある日、”禁忌の森”の調査という名目で、長期の狩りから村に戻ってきたところ、村に人の気配が一切なく、人々が道端に倒れており、領主と領民を含む全員が呪いを受けて全滅していました。

アグレディオスは異常な事態に慄きつつも両親の遺体を調べたところ、父が死の間際にしたためた遺言により、1週間程前に”禁忌の森”に住む「魔女」が移動をしているとの報告を受けていたことや、魔女の呪いによって、領民が次々と死んでいることが記されていました。
そして、自身の死を悟った領主は息子であるアグレディオスに、生き残った領民を導くようにと領地を託します。


引用元:魔女と騎士は生きのこる

アグレディオスは領主からの遺言から領民の全滅の原因は魔女による呪いと考え、絶望を怒りで塗りつぶして、魔女への復讐のため森へと足を踏み入れます。

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硬派なファンタジー作品のマンガ「魔女と騎士は生きのこる」の感想

この漫画は小説家が原作を担当したコミカライズ作品で、原作者は硬派なファンタジー作品で定評のある、新川権兵衛となっています。

新川権兵衛のファンであれば作風が予想できると思うのですが、近年多く見かけるご都合主義的な「異世界転生×ファンタジー」作品とは異なり、時折コメディが差し込まれつつも、非常に硬派な作風となっています。

世界観としては中世ヨーロッパ調ですが、独特の文化圏となっており、「文化」「宗教」「風土」といった様々な設定が斬新で、こだわりが感じられる作品となっています。

主人公は復讐のために”禁忌の森”に入り、魔女と出会いますが、物語が進むことで領民の死の原因が魔女の呪いでは無かったことがわかります。

王朝は、オーロメリウンの開拓団の死は疫病と考え、周辺の村々と難民を焼き払う命令を下し、アグレディオスの元に住処を失った人々が次々と集まって来たことで、多くの問題を抱えることになりますが、同時に領地の再興にむけて動き始めます。


引用元:魔女と騎士は生きのこる

領地をゼロから復興していく様が面白く、魔法は登場するものの絶対的で便利なものとして表現されておらず、これまでにない硬派なファンタジー作品を探している方にお勧めの作品です。

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