こんにちはユレオです。
皆さんは普段料理をされますか?料理といっても様々ありますが、食材を捌くどころから始める料理はそうそう経験がないかと思います。
現代社会ではスーパーで様々な食品が販売されており、肉や野菜などは多くの食材は料理に合わせたサイズにカットして火を通したり煮込んだりする形で料理できるようになっています。
鶏を絞めるところから調理をするということはかなりレアケースだと思いますが、そうした調理をしたことがある方は貴重な経験をしていると言えます。
本日ご紹介する漫画はこうした生き物を絞めて調理するグルメ料理漫画なのですが、その獲物となるものが牛や豚や鳥ではなく、ダンジョンに生息するモンスターという一風変わったグルメ料理漫画です。
タイトル:ダンジョン飯
作者 :九井諒子
連載期間:2015年~
巻数 :既刊11巻(2021年9月現在)
この漫画は古典ファンタジー世界のダンジョンを探検する物語で、ダンジョンには生態系が存在し、そのモンスターを食材として実在する調理方法で料理して食べながら、ダンジョン深部を目指す冒険グルメ料理漫画です。
ダンジョンというファンタジー世界特有の空間を舞台にした物語で、主人公達は冒険者としてダンジョンの深部を目指しますが、やむを得ず食料を現地調達しながら進むことになります。
ダンジョンには立派な生態系が存在し、様々なモンスターがいますが、そのモンスターを現在日本にある調理方法を使って料理するため、見た目や味が想像が付くため、冒険ファンタジー物のグルメ料理漫画と思えば違和感なく読めます。
「ダンジョン飯」は非常に評価が高く、「2015年度コミックナタリー大賞・第1位」
「このマンガがすごい!2016(宝島社)・オトコ編1位」「Amazon ランキング大賞2016 Kindle本コミック 1位」を獲得するなど、様々な賞を総なめにしています。
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ダンジョンを舞台にしたファンタジーグルメ料理漫画「ダンジョン飯」のあらすじ
主人公で冒険者のライオスは6人の仲間と共にダンジョン深層のレッドドラゴンを討伐しようとしますが、準備が万全ではなく油断をしたこともあり、ライオスの妹ファリンがレッドドラゴンの犠牲となってしまいます。
ファリンはドラゴンに喰われる直前に仲間全員を魔法でダンジョンから脱出させ、ファリン以外のメンバーは地上に逃れ助かりました。
ダンジョンは不思議な魔力が働き、死者の魂が固定されるためダンジョン内で死んだ人間は蘇生できる為、ライオスはファリンを助けるため再びダンジョン深層へ向かおうとしますが、装備以外の荷物を全て失った為、再び仲間を雇って装備を整えて食料を準備してダンジョンへ潜る金銭的な余裕がありません。
ファリンを助けたいライオスと残った仲間2人と3人でダンジョンに再び潜ることになりますが、食料調達をどうするかという大きな問題が残っていました。
そこでライオスは予てより考えていた”倒したモンスターを食材とする”ことを提案します。
ライオスたちはファリンを救うために倒したモンスターを食材として調理しながらダンジョンを潜る前代未聞の冒険が始まります。
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「ダンジョン飯」の感想!モンスターを調理しているのに美味そうで味がイメージできる
このマンガはファンタジー世界がベースの料理グルメ漫画で、モンスターを食材として実在する調理方法で調理して食べるという異色のマンガです。
登場するモンスターはどれも古典ファンタジーの冒険ものではなじみのあるモンスターばかりで、そういったモンスターを実在する調理方法で調理して腹を満たしながらダンジョン深層へと進んでいきます。
モンスターの形状や生態は様々ですが、現実の生物をモチーフにしたアレンジを加えられてレシピが記載されているので、読者に調理された料理の味がイメージできるような工夫がされています。
このマンガの大きな物語は「ダンジョンの謎を解明する」ことであり、料理ばかりではなくダンジョンがどのようにして生まれたのか、ダンジョンの主は何者なのかという謎が少しずつ明らかになる様が面白く、通常のファンタジー冒険漫画としても面白くお勧めです。
●非常に評価が高く、様々な漫画の賞を総なめにした作品
●調理方法は実在する方法なので、料理の味がイメージできる
「九井諒子」の他の作品のご紹介
九井諒子の作品は短編の漫画が多く、どれも魅力のある漫画で作者のマンガに対するこだわりを感じる作品がばかりです。
ダンジョン飯で一躍有名になった作家ですが、これまで多くのファンタジーをテーマにした漫画があり、どれも面白いのでぜひ読んでみてください。
「九井諒子の有名作品一覧」
ダンジョン飯
ひきだしにテラリウム
竜の学校は山の上
九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子
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