こんにちはユレオです。
漫画を評価する点において絵柄はある程度重要な位置づけを担いますが、漫画の本質は”物語”であり、ストーリーが「面白い/面白くない」かという点が一番大きな評価の対象となります。
ただ、物語の面白さは直ぐには伝わらず、魅力的な絵で表現されているのであれば、その漫画は手に取ってもらえて、読まれる事で初めて「面白さ」が伝わることになります。
本日ご紹介する漫画は、特別な力を持つ「剣」を題材にしたファンタジー漫画ですが、ストーリーに定評がある漫画家が新規連載を始めた今後の展開が非常に気になる注目作です。
タイトル:異剣戦記ヴェルンディオ
作者 :七尾ナナキ
連載期間:2021年~
巻数 :既刊4巻(2023年4月現在)
「異剣」と呼ばれる特別な武器を持つ戦士が争う乱世で、傭兵を生業とする若者が己の力不足で夢破れた後、生き残る為に兵士が集う酒場を経営するファンタジー漫画です。
作者である「七尾ナナキ」はこれまで大きくヒットした作品は無く、ご存知の方は少ないかと思います。
ただストーリーに定評があり、前作「Helck」は多くのファンをつかんだ作品で、物語の序盤は絵が下手な漫画家として扱われていましたが、終盤には実力をつけて全12巻と長期連載を続けた作家です。
それからしばらく作品は発表されていなかったのですが、この度「異剣戦記ヴェルンディオ」の連載が始まり、今注目を集めています。
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【目次】
魔剣・聖剣をテーマにした面白い漫画「異剣戦記ヴェルンディオ」のあらすじ
主人公のクレオは傭兵歴10年のベテランで山賊討伐の依頼を王国より受けましたが、己の力不足と山賊頭領の人間離れした強さに圧倒され、命からがらの逃避行を続けていました。
山賊の追っ手から逃亡の最中、コハクと名乗る亜人の少女と出会い、逃亡の手助けを受けるのですが、何故見返りもなく助けてくれる理由を尋ねたところ、コハクは「生き続けて欲しいから」と語りクレオが近い将来死ぬことを告げます。
クレオはコハクの言葉を信じませんでしたが、追ってきた山賊頭領とコハクの戦いの最中、流れ矢に逢い命を落とすことになります。
コハクはクレオの死の運命を知りつつ長い時間をかけて見つけた人物であったことから、
己の力を使いクレオを甦らせますが復活には時間が掛かり、クレオが目を覚ましたのは100年もの月日が経過した戦乱の時代でした。
この時代は「異剣」と呼ばれる特別な剣を持つ戦士が溢れており、いたるところが戦場となっている乱世の時代で、クレオはそんな過酷な時代を生き残る為と、自分が扱う事が出来る「異剣」を求めてコハクと兵士が集う酒場を経営することにします。
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ストーリー展開が楽しみな注目の漫画「異剣戦記ヴェルンディオ」の感想
この漫画は「異剣」と呼ばれる特別な力を引き出せる古代の剣が溢れる時代で生き残る為に、元傭兵が自分でも扱える「異剣」を手に入れる為に兵士が集う酒場を経営するお話しです。
序盤ではどのような物語展開が続くのか、主人公やその仲間の目的は何なのか明らかになっておらず、非常に曖昧な印象を受けますが、作者である七尾ナナキはストーリーに定評がある漫画家で、前作の「Helck」では多くの読者が絶賛する隠れた名作となっています。
今作では「異剣」の存在が重要な役割を果たすわけですが、物語の序盤でその存在を簡単に語るだけに留めており、今後は亜人であるコハクの存在と、コハクがクレオを死の運命から抗っても生き残らせた理由等が明らかになっていきます。
物語の序盤だけでは作品の面白さを判断するのは難しいですが、個人的には作者である七尾ナナキのファンで今作「異剣戦記ヴェルンディオ」も期待しており、今後の展開が楽しみな漫画作品で、絵柄も一般受けしやすくて人に勧めしやすい漫画と言えます。
●シリアスなストーリー展開だがギャグ要素も多い
●絵柄も一般的で人に勧めやすい漫画
「七尾ナナキ」の他の作品と当ブログ記事で取り上げた作品
七尾ナナキの作品はこれまで「絵は下手だけどストーリーは面白い」と評価されていましたが、「異剣戦記ヴェルンディオ」では絵がかなり上手くなっています。
「異剣戦記ヴェルンディオ」まだまだ序盤ですが、前作「Helck」の良い部分を上手く昇華したような構成になっており、今後の成長が楽しみな漫画家の一人です。
「七尾ナナキの有名作品一覧」
異剣戦記ヴェルンディオ
Helck
Helck 全12巻 作者:七尾ナナキ
魔界の十五魔王の一人である魔王トールが勇者クレスにより倒されたことで、新たな魔王を選ぶために格闘大会を開くのですが、参加者の中に人間である勇者ヘルクが含まれ優勝候補として台頭するお話です。
主人公で魔界の四天王の一人ヴァミリオは新たな魔王を選出するため格闘大会を開きますが、その参加選手の中に人間の勇者ヘルクが含まれていました。
ヴァミリオはヘルクが参加していることを警戒し、ヘルクを排除しようとしますが、勇者ヘルクは先の魔王を倒した勇者クレスを殺した罪状で人間界では追われる身となっていることを知ります。
ヘルクの目的は何なのか、なぜ人間を嫌い魔王となろうとしているのか?そのころヘルクの情報を集めるために人間界放った斥候は人間の村々を訪れますが、住民が忽然と消えて、人間界に翼をもつ謎の軍が現れていることを知ります。
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