漫画を題材にした漫画

漫画「北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝」の感想・レビュー!「北斗の拳」が実写ドラマという設定の面白いマンガ

こんにちはユレオです。

小説や映画、テレビドラマなどのコンテンツ産業は、流行り廃りが早い業界ですが、特に漫画はコンテンツの消費が早いことから流行り廃りが顕著だと言えます。

そうした中、昔の漫画作品がリブートされる形で連載が再開されたり、名作漫画のスピンオフタイトルが発表されるといった形で横展開されることが増えてきました。

また、人気沸騰の漫画作品が生まれると、連載中であっても別の作画担当を立ててスピンオフ作品が同時期に連載されるなど、スピンオフ作品の一大ブームが起きています。

本日ご紹介する漫画は、名作漫画「北斗の拳」を題材にしたスピンオフタイトルですが、シビアな世界観の作風ではなく、全力でコメディに振った大変インパクトのある内容となっています。


タイトル:北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝
作者  :原作. 武論尊 原哲夫 漫画.倉尾宏
連載期間:2021年~
巻数  :既刊3巻(2023年4月現在)

不朽の名作で社会現象にもなった、漫画「北斗の拳」がもしも実写ドラマだったら…?というとんでもない設定の作品で、北斗の拳を題材にした「スピンオフ×コメディ」漫画です。

この作品の舞台は「北斗の拳」を役者が演じながら撮影していくTVドラマの撮影現場となっており、「北斗の拳」でおなじみの演出や名台詞がどのように撮影現場で生まれたのかとった内容が大変面白く描かれています。

漫画作品としての「北斗の拳」が存在せず、「北斗の拳」のオリジナル作品がTVドラマという設定であるため、辻褄を合わせるためにかなり無理をしていますが、とても新鮮な内容で「北斗の拳」の読者であれば間違いなく楽しめる作品となっています。

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設定が奇抜で面白い漫画「北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝」のあらすじ

「北斗の拳」の物語は世界大戦後の世紀末を舞台に、拳法使いのケンシロウが活躍するというもので、1983年9月に放送予定のテレビドラマとして制作が進んでおり、監督を務める原口勝夫の指揮の下、急ピッチで撮影が行われています。

ドラマの主人公であるケンシロウ役を演じる橘優李は、過密スケジュールの中での撮影現場や原口監督からの演技指導の要望に四苦八苦しながら、これまでにない奇抜な主人公を演じていました。


引用元:北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝

撮影は順調に進んでいたものの、原口監督は作品に対するこだわりが強く、「荒廃した世紀末に暴力が支配し、蹂躙される弱者を助ける、救世主ケンシロウ」という設定に何か一押し足りないと感じて苦悶することになります。

その結果、他局のTVドラマを超えるために撮影現場で様々なアイデアが生み出され、役者たちのアドリブによる演技が行われる異常な現場となり、原口監督は「北斗の拳」を歴史に残るドラマに仕上げるために、さらなるアイデアを考えながら撮影に臨みます。

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アイデアが面白い漫画「北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝」の感想

この漫画は「北斗の拳」という名作漫画を元にしたスピンオフ作品であり、オリジナルのTVドラマという設定が舞台となっています。

「北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝」の連載が始まるや否や、TwitterなどのSNSでも話題になるほど「設定がおもしろすぎる」と話題になりました。

最近流行している昔の漫画をリブートしてスピンオフ作品として発表する手法ですが、この漫画は1983年当時のTVドラマの撮影現場の事情を徹底的に取材して、当時のTV業界の影響力などを知ることができるので、読んでいて新鮮で、とても楽しめる作品となっています。

物語の舞台は「北斗の拳」を役者が演じながら撮影していくTVドラマの撮影現場であり、北斗の拳の名台詞や演出が撮影現場でどのように生まれたのかが大変面白く描かれています。


引用元:北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝

スピンオフタイトルは様々な設定がありますが、「実写ドラマの撮影現場」という設定は他に類がなく驚きを隠せません。

もともと北斗の拳の原作が好きな方には絶対におすすめの作品であり、一度騙されたと思って読んでみてください。必ず満足できること間違いありません。

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「倉尾宏」の他の作品のご紹介

倉尾宏が発表している作品は、これまでのところ北斗の拳のスピンオフタイトルだけで、「北斗の拳のスピンオフ専属漫画家」となっています。

絵柄は初期の原哲夫の作品を再現しているため、古臭い感じがしますが、オリジナル作品がまだ発表されていないため、作者のポテンシャルは未知数だと言えます。

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