ファンタジー漫画

漫画「レ・セルバン」の感想・レビュー!雰囲気ある巨編ダークファンタジー漫画が面白い!

こんにちはユレオです。

ファンタジー(fantasy)の世界観の定義は超自然的で幻想的であったり空想的な事象を指し、元は小説などをはじめとする文学作品のジャンルでしたが、今では漫画やドラマや映画を始め、ゲームでも一大ジャンルになっています。

ファンタジーの世界観は基本的には自由ですが、コンテンツ作品してユーザーに伝えるためには、一定のステレオタイプな表現や設定が必要であり、作品として尖ったものに仕上げるためには誰も考えたことが無いような高いオリジナル性が求められることから、作品として成功するには難しいジャンルとも言えます。

本日ご紹介する漫画は、ダークファンタジー作品の金字塔でもある「ベルセルク」を彷彿させる作品で、壮大な世界観とオリジナル性の高い設定が売りのダークファンタジー漫画です。


タイトル:レ・セルバン
作者  :濱田浩輔
連載期間:2023年~
巻数  :既刊2巻

世界を滅ぼすほどの強大な力を持った邪竜により、国を喪った王と記憶を喪った娘が、歪な世界の秩序を取り戻すために復讐の旅に出る巨編ダークファンタジー漫画です。

この漫画は描き込みが非常に素晴らしく、作者の画力が重厚な物語を支えるスタイルとなっており、細かな世界観や設定などが少々頭に入りづらいところがありますが、緩急を付けたテンポのよい形でストーリーが進みます。

また、ファンタジー作品としてのオリジナル要素が高く、漫画作品としてはこれまでになかった設定や表現が散見され、読み始めると途中でやめるのが難しい作品と言えます。

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壮大なダークファンタジー世界観が面白い漫画「レ・セルバン」のあらすじ

主人公のアルノシエ・グランカマーノは”山裾の国”の封印の巫女の血を引く王妃ハンナ・グランカマーノの娘で、魔人を使役する血筋の持ち主です。

ある日、山裾の国は隣国であるイリア皇国の侵攻を受けた結果、母ハンナが殺害され、ハンナの力により封じられていた世界を滅ぼすほどの強大な力を持った邪竜の封印を解かれることになります。

そして、同時にアルノシエは母ハンナが持つ”思い出を喰う狂女”の魔人を引き継ぐことになり、”思い出を喰う狂女”の魔人の力を使って邪竜の動きを封じることに成功しました。

しかし、強大な力を持つ魔人”思い出を喰う狂女”を使役するためには、代償として忘れたくない大切な思い出を喪うことになり、アルノシエは邪竜の動きを封じる代償として父親との記憶をすべて失うことになります。


引用元:レ・セルバン

邪竜は動きを封じたものの生きており、またイリア皇国の王であるコントラーノⅡ世も生きていることから、母親の敵を討つために、父親として思い出がない山裾の国の王でセルバン・グランカマーノと復讐の旅に出ます。

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オリジナル性が高く面白い漫画「レ・セルバン」の感想

この漫画は国を滅ぼされた王と姫の復讐を描いた作品で、細部までの描き込みが素晴らしく、名作「ベルセルク」を彷彿させるダークファンタジー作品だと言えます。

基本的な世界観は中世ヨーロッパ調のファンタジー世界ですが、ファンタジー作品としてのオリジナルの要素が大変多く、ゲームをされている方だ伝わると思うのですが、フロムソフトウェアの「エルデンリング」「ダークソウル」の世界観を感じさせる内容となっています。

そして、ダークファンタジーの世界観でありながら暗い雰囲気偏らないよう程度にバランスがとれた作品となっており、テンポよく読み進められ、緊迫感のあるストーリー展開が続き、迫力のある戦闘シーンなど、大変読み応えのある内容となっています


引用元:レ・セルバン

硬派なファンタジー作品であることから、物語の説明が少々難解ですが、作者の作品に対する執念を感じる傑作ですので、是非ご覧ください。

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「濱田浩輔」の他の作品のご紹介

濱田浩輔はこれまでスポ根漫画やラブコメ漫画など、明るくライトな作品を手掛けていましたが、「レ・セルバン」では打って変わって暗く重厚な世界観の作品となっています。

絵がどんどんうまくなっている作者で、前作の「はねバド!」では1巻と最終巻では全然絵柄が違うことで話題にもなり、個人的には漫画家として今後を期待している作家です。

「濱田浩輔の有名作品一覧」
レ・セルバン
はねバド!
パジャマな彼女。

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