SF漫画

漫画「サマータイムレンダ」の感想・レビュー!タイムループ×SFミステリーが面白いマンガ

こんにちはユレオです。

小説や映画といったコンテンツでは流行り廃りの様々な「設定/演出」がありますが、昔から使われている設定/演出に「ループもの」というのがあります。

ループものとは主人公が記憶を持ったまま同じ時間を何度も繰り返す、一種のタイムトラベルもので、ジャンルとしてはSF作品に多く使われています。

ループものの作品は小説や漫画をはじめ、ハリウッド映画やゲームなど多くのコンテンツで広く使われる広く知られた設定ですが、未だに廃れておらず人気の作品の設定でも使われています。

本日ご紹介する漫画はタイムループを繰り返しながら、島に伝わる伝承の謎を解き明かすSF好きにはおすすめの漫画です。


タイトル:サマータイムレンダ
作者  :田中靖規
連載期間:2017年~2021年
巻数  :全13巻

和歌山県の離島を舞台とした物語で、幼なじみの死から島に伝わる「影」の伝承の謎を追う「タイムループもの」のSFミステリーサスペンス漫画です。

この漫画は島の伝承である「影」の存在が物語の冒頭で明らかになり、その「影」によって住民が神隠しに遭ったり、「影」と入れ替わる事件が起きます。

主人公もこの「影」に魅入られたことで「影の病」にかかり、「影」によって殺害されますが、なぜか死ぬたびに島に帰郷した7月22日に戻ることを繰り返し、何度も「影」に対する対策を練って、「影」の伝承の存在の謎を解き明かすSF要素が強いミステリーサスペンス作品となっています。

昨今はループもの作品が流行っていますが、しっかりとした考察と予想を裏切る展開がつづく秀作で、SF好きの方にはぜひ読んでほしい作品です。

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ループものの面白い漫画「サマータイムレンダ」のあらすじ

主人公で料理人を目指している網代慎平(あじろ しんぺい)は、故郷の和歌山県から離れて東京の調理師専門学校に通う学生ですが、7月21日に幼馴染で小舟潮(こふね うしお)が海難事故で命を落とした事を知ります。

慎平は翌日の7月22日、潮の葬儀の為に2年ぶりに故郷に戻ったのですが、潮の遺体には首が絞められた跡があるなど不可解な点があり、他殺の可能性がありました。

しかし、警察は状況から事件性は無いと判断して事故として扱います。

その後、7月23日に島民が消える事件があり「影を見た者をは死ぬ、影に殺される」という島に伝わる「影の病」の伝承を耳にします。

この話を聞いた潮の妹である小舟澪(こふね みお)は潮が海難事故に遭う3日前の7月18日に「影」を見たことを話し、その後、慎平と澪は「影」に殺されます。


引用元:サマータイムレンダ

しかし、不可解なことに殺された慎平は「影」に殺されたことで7月22日に意識が戻り、「影」に殺されるたびに7月22日にループを繰り返すことになります。

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伝承とSFが融合したミステリー漫画「サマータイムレンダ」の感想

この漫画は作者の故郷である和歌山県にある離島「友が島」を参考にしており、物語の舞台には「友が島」特有の建造物が登場します。

物語の中では「影を見た者をは死ぬ、影に殺される」という「影」の伝承が登場しますが、影に殺されると、殺された人物と「影」と入れ替わる為、「影」と本物の人物との区別はつきません。

慎平は「影」を目の当たりにしたことで「影」殺されますが、死ぬたびに島に戻ってきた7月22日に戻ることを繰り返します。


引用元:サマータイムレンダ

慎平は「影」に殺される7月22日に戻るループを繰り返すことで対策を講じ、「影」の存在をスマートフォンで撮影して、澪と信頼できる友人にその映像を見せて、潮は「影」に殺されたと考えていることを打ち明けます。

慎平は「影」の存在を信じた二人と協力しながら「影」の存在の謎と潮の死の真相を追うことになります。

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「田中靖規」の他の作品のご紹介

田中靖規はコアなゲームユーザーであることを公言している漫画家で、これまでいくつかのゲームを原作とした作品のコミカライズを行っています。

絵に特徴があり、線描はペン入れを行わない鉛筆描きで、アシスタントを使わず一人で描くというスタイルで連載を続けている漫画家です。

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