こんにちはユレオです。
皆さまミステリーをテーマにした小説や漫画を読まれたり、映画やドラマをご覧になることがあるかと思いますが、ミステリーの定義はご存知でしょうか?
ミステリーのジャンルの定義は以下のような作品を指します。
”物語で生まれた謎や事件の犯人が分からず、物語を追う中で謎解きを楽しむジャンル。”
物語の中で謎の真相や、誰が犯人なのかといった謎を解き明かす部分を楽しむのがミステリー作品で、代表的な映画で言うと「シャーロックホームズシリーズ」や「金田一 耕助シリーズ」があげられます。
今日ご紹介する漫画は古い作品ですが、ミステリー漫画としては大変面白くて、これまで映画化が2回もされている作品です。
おそらく「えっ!あの映画の原作は漫画なの?」と驚く方のほうが多いのではないでしょうか。
タイトル:ルーズ戦記 オールドボーイ
作者 :原作.土屋ガロン 漫画.嶺岸信明
連載期間:1997年~1998年
巻数 :全8巻
この漫画は1997年から1年間連載された漫画で巻数は8巻と比較的短めにまとまった漫画です。
時代としてはまだ携帯電話やインターネットが普及していない時代なので、今読むと少し時代を感じる作品かもしれませんが、ミステリー作品として大変面白くて傑作作品だと思います。
先ほど少し触れましたが、この「ルーズ戦記 オールドボーイ」を原作として韓国映画とハリウッド映画で映画作品が2作品が作られており、韓国映画版はカンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞しています。
ストーリーが大変面白い作品なので、ミステリー作品としてお勧めする作品の一つです。
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ミステリーマンガ「ルーズ戦記 オールドボーイ」のあらすじ
この漫画は突然理由も分からず10年もの間監禁された男が、解放された後に失われた10年間の理由を知るために自身の監禁事件の謎を追うミステリー漫画です。
ある日、主人公の五島慎一は飲み歩いて酔いつぶれた後に目が覚めると見知らぬ部屋に監禁されていました。
そこは私設刑務所のようなところで監視が付いており、雑居ビルのビルの7階と8階の間にある7.5階のフロア内にいくつもの部屋があり、部屋にはTVと寝具がある無機質な部屋でした。
そうした私設刑務所はやくざの収入源となっており、依頼主から依頼を受けたやくざは監禁対象者をさらって入所させたり、もしくは警察からかくまってもらうことが目的で自らの意思で私設刑務所に入ってきます。
五島は誰かに恨みを買ったのか、10年間監禁するように依頼を受けたやくざが五島をさらい、そして私設刑務所で死なないように監視して監禁してきました。
五島はなぜ自分がそのような場所にいるのか、どうして監禁されるようなことになったのか、理由がわからないまま10年もの歳月が経ちます。
そしてある日突然理由もわからぬまま監禁が解かれて、薬で眠らされた後に目が覚めると東京の公園にいました。
五島はなぜ自分が監禁されたのか、監禁したのは誰なのか、監禁の目的は何だったのか、10年という歳月を経て自由を取り戻した男が真相を知るために動き出します。
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「オールドボーイ」の感想!次第に解き明かされる謎を追う名作ミステリー作品
この漫画は読者に多くの情報を与えずに、物語の序盤で大きな謎を突き付け、それを少しずづ解いていくというミステリーの王道スタイルで物語が進みます。
五島は監禁中から「もし解放されたら何をするか」をすでに考えており、解放された日に備えて準備をしています。
解放後にすることとして決めていたのは「誰が何のために監禁したのか」を調べて犯人の目的を知ることでした。
五島は解放後にすぐに自分を監禁していた場所の捜索を開始するのですが、手がかりとなったのは監禁中に毎回の食事として出された中華料理に含まれていた店名がかかれた割りばしの袋の切れ端と、料理の味でした。
解放後は監禁中に出された中華料理店を探し、自分が監禁されていた雑居ビルを探し出すことになります。
五島一つ一つ謎を追いながら、誰が監禁を依頼してどうしてそのような依頼をするに至ったのかという、自身の過去をも掘り起こすことになります。
物語の冒頭で大きな謎が提示され、それを少しずつ解き明かしながら真相に近づく物語展開が非常に面白く、8巻という巻数できれいにまとまっていますが、あまりにも面白いため一気に読めてしまい、終わるのがもったいなく感じるくらいです。
終末の一気読みタイトルとして非常に良い巻数なのと、ミステリー作品の漫画として傑作で大変面白い漫画ですので、ぜひお勧めいたします。
●監禁された男自身が解放後に監禁事件の謎を追うミステリー
●2回映画化されて韓国映画版はカンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞
「ルーズ戦記 オールドボーイ」が原作で映画化された作品はこちらです。
「嶺岸信明」の他の作品のご紹介
嶺岸信明の有名作品の多くは麻雀漫画で、麻雀をご存知の方なら皆が知っている有名な漫画家です。
天牌は非常に大作の麻雀漫画で巻数は多いですが大変面白いので、麻雀のルールを知っている方にはお勧めする漫画です。
「嶺岸信明の有名作品一覧」
天牌
麻雀放浪記
紅蓮 愚連隊の神様 万寿十一伝説
幻に賭けろ
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